GEISAI MAGAZINE

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佐藤玲さんの連載コラム★最終回★

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みんなの作品

私は部屋で絵を描いていているので、
いつでも絵を見れる状態になっています。
そうすると、何度も見ているうちに一度完成かと思った作品に
こうしたらいい、ああしたらいいと付け足すことが思い浮かんできます。

前に、ある絵を見ていた人が(私の絵じゃないいですが)、
「これは完成度が高いですね。」
といっているのを聞いて、それってどういう意味だろう?と思ってしまった。
制作途中っぽい絵でも、自分の絵なら私が完成と思ったら完成なのですが、
他の人には完成と見えないかもしれない。
自分が良く描けたと思っても他の人が良くないというかもしれないし、
その逆も言えます。
人に作品が未完成だと思われたらそうなのかと思いますが、
自分が良く描けたと思ったものが良くないと思われるのは…。
ものすごく多くの人が良いと思ってもやっぱり自分が良いと
思わない絵だったら私は描けません。
だってそうしたら私が絵を描く意味がなくなってしまう。
じゃあ誰が見ても素敵な絵って一体どんなだろう?
う~ん
きっと誰もが考えることなのかもしれないけど。

私が好きな作品を例にとってみても、色とか形から始まって
私の記憶、経験、作者の考えとかが影響して自分が素敵だと
思う作品になっているので、それをより多くの人に感じさせるのは
とても難しい。ただ、なんか良い!という絵もあるし(それは私が
原因を探れていないのだろうか)。
…もっと多くの良い作品を見なくては。そして作品をつくろう!!
好きな作品を見ると心底そう思います。


*↓写真はクリックすると大きくなります。

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写真・文=佐藤玲(アーティスト)

*本連載は今回で終了いたします。ご愛読ありがとうございました。
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佐藤玲さんの連載コラム9!

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天気の良い日には…

今日はとても天気がよかったし、
夏の終わりと秋の始めがちょうどよく混ざる
今年最後の日かもしれない、と思って写真を撮らずにはいられませんでした。

私がこんな天気がいい日に撮りたいものといえば
「ぼくのハワイ」です。
何のことかというと、葉っぱが細長くてちくちくしている、
小さいヤシの木みたいな、いかにも南国っぽい植物
(多分ソテツという名だと思います)が含まれた風景のことです。
私はその風景を見つけるたびに
「あ!ぼくのハワイだ」
といって走っていくので、友人が
「は?」
と言っていて面白かったです。
そうか、私だけがそう呼んでいるのだった。
私が行ったこともないハワイを思い描いて、
きっとハワイはこんな感じだろうと勝手に思って撮っている風景。
だから「ぼくの」が付くのです。
本当にどこにでもあるのですよ「ぼくのハワイ」は…。
今日も荻窪の中だけで、ハワイは何か所あったことか!
だからこそ、自分がもつハワイのイメージにより近いものを
吟味して撮るのです。

そしていつかハワイに行ってこの目で確かめるのです。
自分のイメージとどれだけ違うかを。
高校生の頃はひたすら「ぼくのメキシコ」を撮っていたなぁ。
それもとても面白かったです。

*↓写真はクリックすると大きくなります。
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写真・文=佐藤玲(アーティスト)

佐藤玲さん連載コラム8!

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夏の装い

最近、ビーチサンダルばかり履いていて、足の親指の爪にあざができています。
全然痛くないんですけど、ビーサンを履くたびに広がってゆきます。
でも、履くことをやめることはできません。
行ってきますといってから、0.5秒ででかけられるのがビーサンの魅力です。
靴下もはかなくていいので風が当たって気持ちいいし。

私は基本的に楽な格好しかしません。
あと、今年の夏になってはまったのが短パンです。
このありがたさは去年までは気づきませんでした。
今年、ずっと短パンをはいていて、長ズボンをひさびさにはいたときの違和感といったらないですよ!
今までよくこれをはいていたなぁと思ったくらいです。
素材的には絶対綿や麻がいいです。
私は汗っかきなので汗を吸わない素材の服を着ると
気持ち悪くていやなのです。スカートとかならよいですが。

夏は身軽な服装でいられるのでとても嬉しいです。
上着とか邪魔じゃないので毎日手ぶらだった小学生の頃みたいでいいです。
そういえばこの間、日焼けしたせいか、二つに髪を結っていたせいかバスのおじさんに小学生に間違われました。
全然小学生っぽくない服装だったんですけど…!謎です。
せめて中学生に間違われたかったです。


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写真・文=佐藤玲(アーティスト)

佐藤玲さんの連載7!

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人間とライブ

私は音楽が好きでいつも聞いています。
普段はCDで聞いていますが、CD30枚買うより1回のライブに行きたいと思います。
そのくらいライブが重要です。

最近とてもいいライブにいきました。
bonobos(ボノボ)というアーティストが参加している
ライブです。シチュエーションも最高で日の落ちた逗子の海岸でやりました。
bonobosの番になって演奏が始まると、空気とみんなの顔つきが変わります。
そう、私はこれを楽しみにしている。
大好きな音楽を聴くことはもちろん、穏やかな表情のみんなの中に入ること、空気も時間も全て飲み込んでしまう波に揺られること。
こういう時って誰もが気持ちよさそうで、目が合うと自然に笑ってくれる最高に幸せな瞬間です。
素晴らしいライブでは涙腺が緩んでしまって危険です。
なにも考えていなくったって、出てくるんです。
「泣いている原因が決まる前の涙」みたいなものが。

この間カイカイキキで行かせていただいたゆずのライブも素晴らしかったです。
会場が日産スタジアムというとても大きな場所でやって、ゆずの二人がとても小さく見えたのですが、ゆず、すごい!!
二人のオーラというかエネルギーが実際ビリビリきました。
こういう時って本当にみるみる自分に力が届いている感じがするんですよ。
それと二人が持ち上げようとしている空気をいつの間にかみんなで持ち上げようとしている!
うわぁ!人間てこんな事もできるんだ!と思いました。
ものすごく感動しました。
人間てものすごいなぁ!
ライブはお互いに人間が人間を幸せにしている
すばらしい瞬間、大好きです。


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写真・文=佐藤玲(アーティスト)

佐藤玲さんの連載コラム6!

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物にまたねと言う

8月に入って、どんどん暑くなってきています。
私の部屋はなるべくクーラーをつけないようにしているのですが、ものすごく暑くて夜寝られないくらいです。
部屋をぐるりと見渡して汗だくの私は思いました。気温の暑さのせいもあるけど、もう部屋自体が暑苦しい!! 物がありすぎるんだ。一体、こんなにある物はどうすればいいんだ!!
そして、私は部屋の物を全部捨てたくなりました。
本当は私は何も物を持たない生活にあこがれているのです。
大体、私の部屋には微妙なものが多く、全部捨てていい物だし全部捨ててはいけないものだと思います。(もちろん、画材、カメラ、楽器などは捨てちゃダメ)
でも一つ一つ手にとると愛しいものばかりなのです。

このまま部屋に物がたくさんあるのも嫌だし、全部手放しがたい可愛いものだしと悩んでいましたが、いいことを思いつきました。
私と趣味が合い、しかも物を大切にしてくれそうな友人に私の大切な物達を託そうと思ったのです。本当にほしがってくれる友人だけに。
そしてその物達が旅立つ時には、ちゃんと記念撮影をします。
これは名案だと思いました。物に心があるのなら、きっと喜ぶでしょう。いろんな所で可愛がられてください。


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写真・文=佐藤玲(アーティスト)

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