GEISAI MAGAZINE

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「うんこ三太郎のドイツ武者修行」第二部

GEISAI-7で一時帰国

 当分、日本に帰るつもりの無かった僕に2004年の年末、GEISAI-7でのメダリスト展の依頼が来た。僕は、ドイツには写真をやりに来るつもりでいて、うんこ三太郎な作品を全然作ってなかった。でも、やらせてくれるなら、もちろんやろうと思った。メダリスト展のブースは思ったよりも大きかった。今までより色々な事ができる。それから2ヶ月ぐらいの間に作品の案をたくさん出した。お台場の、東京ビッグサイトの、いつものGEISAIの活気の中、その中にあるうんこ三太郎のメダリスト展示スペース。その空気を想像して作品のイメージを作っていった。作品は結局絵が5点と、大きな漫画を使ったインスタレーション、それとアニメを作った。それぞれすごくシンプルなイメージだったと思うけど、自分の中ではすごく色々なものを詰め込んだつもりだ。作品を制作し始めたのは、2月にケルンからベルリンに引っ越してからだった。ベルリンの家はすごく広くて、そしてすごくボロくて入居してからトイレや電気関係を半月くらいかかって自分で直した。



 そんなボロくて広いアパートの一部屋をアトリエにして大きな絵を描いた。実はキャンバスに絵を描いたのは、ほとんど初めてだった。いつも展示の前はすごく不安があるけど、特に今回は日本を1年近く離れていたので、漫画の内容が笑えるかどうかが気になっていた。実は漫画のほとんどは日本に帰ってきて、たくさんTVを見て日本の空気に触れてから描いた。あんまり漫画の内容とは関係ないようだけど、描くとき微妙に影響してくる。こんな僕でも、作品作りには色々と試行錯誤があったりする。でも努力とかそういう事と面白いか面白くないかということ、これは別だ。自分の良いと思える事を信じるのみ。ドイツに来てから。ドイツの人は、何でも理由を明確にするのが好きだと思う。当日のお客さんの反応はというと、とりあえず名前を見て「なんじゃこれ」という反応はいつも通りあった。そういう中でもキャンバスの絵が良いとか、展示が気に入ったとか言う人もいたし、漫画を見てたくさんの人がよろこんでくれたし、以前スカウト賞をもらった人にまた声をかけてもらえたり、良い事がたくさんあった。反省点はたくさんあるけれど、ひとまずはよかった事にしよう。



文・写真=うんこ三太郎(芸術道場グランプリ銅賞受賞)
>メダリスト展の様子とプロフィールはこちら
うんこ三太郎HP

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